INFORMATION
お知らせ
2022.11.14
不妊治療関連のお薬の不足について
2022年4月1日より体外受精をはじめとする生殖補助医療(ART)が保険診療となりました。これにより患者数の急増により本年5月ころより全国的に不妊治療関連のお薬が不足し始めました。
上記に加えて薬の原料や製造は海外がメインであり、新型コロナウィルスにより製造や流通が止まってしまったり、ロシア・ウクライナ情勢などにより空路などが制限され、流通が非常に滞っていることも大きな原因とされています。上記状況のなか当院では不妊治療の妊娠率を下げることなく以下のような対応を臨時的に開始しました。
【人工授精周期】
黄体ホルモン剤は保険治療開始前に行ったプロゲステロン値などをもとに患者様の状況に応じて臨機応変に対応します。
【体外受精の胚移植周期】
・黄体補充は、その時々の在庫状況に応じて個々に判断します。これまでと同じ方法とは限りません。
・周期内でお薬が変更になる可能性があります。また、患者様によっては妊娠率が同等な自然周期を行う場合もあります。
妊娠率を下げないことを第一に治療を行っておりますのでどうかご理解のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。
さくら・はるねクリニック銀座
院長 宮本 敏伸